私たちはこれからどう生きるのか。

真の豊かさとは何か。

自然に学びながら、共に考え行動する

自分たちの暮らしを自分たちでつくるよろこびを分かち合う

リアルコミュニティ。

それが生口島ごちそうの森です。

私は島の先輩に出会い、

森に入り、人生が豊かになりました。

目の前の雑草が食材や薬草に変わる。

天然物の香りや食感、奥行きのある味。

山や海にいつも心が躍り、わくわくします。

そこにある木々や動物たちは、

それぞれの存在が、ただありのままに生きることで誰かを支える。

複雑に、隔たりなくつながり合う。

その結果、多くの命を育み脈々とつなげていく。

”人”はこれからの時代、どう生きたいのか。

森が答えでした。

5haの山頂の土地を購入し、一人で開拓をスタートさせたごちそうの森、通称ごち森。
なぜはじめたのか。思いを語りました。

Mission

森から暮らす仲間を増やす

「豊かな暮らしとは」その本質を考え続け、私は自然に辿り着きました。自然界は敵や落ちこぼれはいません。それぞれが、それぞれのあるべき姿を目指し、生きることが誰かを支える。そんな多様な生命が複雑に絡み合う仕組みの中で、私たちも存在します。

そんな姿に、私たち人間は学び、”生き物”としての役割を果たす。破壊ではない、人の役割を追求して実践していくと、きっと周りの草木や生き物が生き生きと応えてくれるはず。そこに豊かな暮らしがあると考え、運営しています。

Vision

自然と繋がることで暮らしがより豊かになることを伝える

食や様々なワークショップや講座を通じて自然と繋がると楽しい!美味しい!と感じてもらいます。

子どもからご年配の方まで、沢山の方に自然の有益性を伝えるため、さまざまな取り組みにチャレンジしています。

また、故郷のように、そこに行くとほっと心が落ち着き、美味しいものを食べ、全てを包んでもらえるような気持ちになる。そんな包容力のある存在を目指し、大地がいつも私たちに与えてくれている偉大さを体感してもらいたいです。

Consept 森の恵みを通じ、 人が自然の一部だと感じれるガチな自然体験の場所

「森から暮らしをつくる仲間を増やす」をテーマに、暮らしの中に自然を取り入れる仲間を増やします。

ごち森に来て自然と繋がるだけではなく、モノのやり取りや、心の繋がりを感じれる、そんな場所です。


地域の中での具体的な取り組み

里山環境整備活動

大地の再生の手法を採用し、ごち森がある茶臼山全体の環境整備活動を講座形式で不定期に行なっています。

獣害対策として、捕獲と放棄地の柑橘利用

猟友会として猪の捕獲はしていますが、獣害対策の視点としてはこれだけでは不十分だと感じています。

まずは畑に来ないような対策が必要。そして、放棄地の柑橘や庭木の果実を餌として猪を集落に誘引しないことが大切です。

その観点から、餌場になっている放棄地の果実をとり、猪捕獲の際の餌に利用したり、加工したりという取り組みをしています。


ごちそうの森で出来ること

自然の中で遊べる・学べる

ごちそうの森は島のど真ん中にある5haの土地!元牛舎跡地を利用したコミュニティです。虫や草木がたくさん。

私たちはここで、狩猟した猪や育てた野菜、森の恵を料理したり、リースなどをつくって暮らしを彩ったり、島暮らしを楽しんでいます。その一部をワークショップや食事会として切り取り、目の前にある自然を生かし、豊かに暮らせるエッセンスを提供しています。

仲間ができる

参加者は広島・三島・尾道近郊を中心に全国いろんなところから来られます。
自然に対する価値観を共有し、共に過ごしませんか?
レギュラーメンバーは移住者の方も多く、家庭の話、地域の話、お仕事の話、子育ての話、尽きることなくおしゃべりしています。

”自然の中の人”を体感できる

山歩きや食べることを通じて、”生き物としての人”の役割を体感していただきたいと思っています。子どもから大人まで、それぞれの感性を研ぎ澄ませて、自然に還る時間を過ごしてほしいです。

ごちそうが食べられる

イノシシ・野菜・果物、生口島の美味しいものが大集合。ごちそうに変身してみんなでいただきます。
一緒に汗をかき、命を感じるからこそ、本当の意味でのごちそうだと考えます。

季節ならではの体験ができる

春は山菜取り、夏は流しそうめん、秋はキノコ狩り、冬は焚き火…この山の中でできることを大切にしています。


生口島ごちそうの森代表 里山料理研究家

長光 祥子 Shoko Nagamitsu

大阪出身。幼い頃から環境・社会問題に興味があり、高校生の時フィリピンへ。そこで見た途上国の現状が自分の暮らしにつながっていると実感。学生時代のwooferやボランティア経験で自分の好きな料理する・食べることを通じて解決へのアプローチを模索し続ける。そんな中、仕事として生口島へ。その時偶然出会った島の猟師の生き方に感銘を受け、単身移住を決意。2011年に狩猟免許を取得。翌年、島で出会った高根島の柑橘農家へ嫁ぐ。2020年土地を購入して生口島ごちそうの森創立。3人の子供を育てながら、ごちそうの森の運営やレモン料理の研究、商品開発のお手伝いなどを行う。